【2026年度版】富士市のリフォーム補助金一覧|国・県・市の制度と申請手順を解説

富士市でリフォームを計画している方は、2026年度も国・静岡県・富士市の3つの補助制度を活用でき、条件次第で合計100万円以上の支援を受けられます。

ただし多くの制度は着工前の申請が必須で、年度途中に予算上限へ達すると受付終了となるものも多いため、早めに動くことが肝心です。この記事では各制度の対象・金額・申請の流れを一覧でまとめました。

目次
  1. 富士市のリフォーム補助金の全体像
  2. 国の補助金(住宅省エネ2026キャンペーン)
  3. 静岡県の補助金
  4. 富士市の補助金・助成金
  5. 補助金の組み合わせと注意点
  6. 富士市でリフォーム補助金を申請する5つのステップ
  7. 2026年度に特に注意したい変更点
  8. シズケンリフォームで補助金を最大活用する方法
  9. まとめ

富士市のリフォーム補助金の全体像

富士市でリフォームに使える補助金は、国・静岡県・富士市の3階層に分かれています。まず全体像をつかんでおくと、自分の工事に使える制度を探しやすくなります。

分類

代表的な制度

最大補助額の目安

国の制度

住宅省エネ2026キャンペーン(4事業)

最大100万円/戸

静岡県の制度

住んでよし木の家推進事業・テレワーク補助

最大18万円

富士市独自の制度

空き家リフォーム支援・ゼロカーボン補助ほか

最大105万円

国・県・市の制度は、同一工事・同一設備への重複申請でなければ原則として組み合わせ可能です。ただし国費を財源とする補助金どうしの重複充当はできません。詳しくは後述の「組み合わせと注意点」をご確認ください。

国の補助金(住宅省エネ2026キャンペーン)

国土交通省・経済産業省・環境省が連携して実施する4事業です。2026年3月末から申請受付が始まっており、予算上限到達次第終了します。いずれも登録事業者を通じた申請が必要で、個人が直接申し込む形式ではありません。

みらいエコ住宅2026事業(最大100万円)

断熱・省エネ改修を幅広くカバーする国土交通省の主力補助制度です。2025年度(旧・子育てグリーン住宅支援事業)から内容が拡充されました。

  • 補助上限

    1戸あたり最大100万円。補助額の合計が5万円以上で申請できます。

  • 対象工事

    ①開口部の断熱改修(窓・ドア) ②外壁・屋根・床などの断熱改修 ③エコ住宅設備(高効率給湯器・節湯水栓・高断熱浴槽・蓄電池・エアコンなど)の設置。2026年度は窓の断熱改修が実質必須です。

  • 対象住宅

    「平成4年基準」または「平成11年基準」を満たさない既存住宅(2026年度は対象が限定)。2025年11月28日以降の着工が条件です。

  • 申請期間

    2026年3月30日〜2026年12月31日(予算到達次第終了)

先進的窓リノベ2026事業(最大100万円)

内窓設置や外窓交換など、断熱窓リフォームに特化した環境省の補助制度です。2025年度は200万円だった上限が100万円に変更されました。

  • 1戸あたり最大100万円(窓のサイズ・性能区分による定額方式)
  • 内窓設置・外窓交換(カバー工法・はつり工法)・ガラス交換・玄関ドア交換が対象
  • 改修後の窓性能がUw1.9以下(Aグレード以上)であること
  • 2025年度は予算早期終了のため、2026年度も早めの申請が必須

申請受付は2026年3月下旬から。登録窓リノベ事業者を通じた申請が必要で、個人の直接申請はできません。

給湯省エネ2026事業(最大23万円)

エコキュート・ハイブリッド給湯機・エネファームへの交換を支援する経済産業省の補助制度です。

機器の種類

基本補助額

性能加算(最大)

エコキュート

6万円/台

+7万円

ハイブリッド給湯機

8万円/台

+7万円

エネファーム

16万円/台

+7万円

電気温水器の撤去加算(4万円/台)も別途あります。申請受付は2026年3月31日から。戸建ては2台まで対象です。

賃貸集合給湯省エネ2026事業(賃貸オーナー向け)

賃貸アパート・マンションのオーナーを対象に、高効率給湯器への交換費用を1台最大10万円補助する制度です。一般の戸建て・分譲マンションは対象外です。

静岡県の補助金

住んでよし しずおか木の家推進事業(最大18万円)

静岡県産の優良木材「しずおか優良木材」をリフォームに使うと、使用量に応じた補助が受けられる県独自の制度です。

  • 1㎡あたり3,500円、上限14万円。森林認証材を使えば最大4万円が加算(合計最大18万円)
  • 施工者が「しずおか木の家推進事業者」の登録業者であることが条件
  • 申請先は静岡県森林組合連合会(TEL: 054-253-0195)
  • 令和8年度の募集は例年3月下旬に発表。継続見込みですが要確認です

こどもみらいテレワーク対応リフォーム補助制度(最大15万円)

子育て世帯・若者夫婦世帯を対象に、テレワーク環境整備や家事負担軽減リフォームに補助する県独自の制度です。

  • 対象世帯

    18歳未満の子がいる世帯、または夫婦いずれかが39歳以下の世帯

  • 補助内容

    補助対象経費の50%、上限15万円。造り付け机の設置・間仕切壁の新設(テレワーク用)が必須工事

  • 申請窓口

    静岡県住まいづくり課(TEL: 054-221-3081)。工事着手前の交付申請が必須

なお、富士市独自の在宅テレワーク補助は令和6年度末で終了しています。現在は県制度のみ利用できます。

富士市の補助金・助成金

富士市独自の補助制度は複数あります。いずれも着工前申請・市税完納が条件です。詳細は富士市住宅政策課(TEL: 0545-55-2814)または建築土地対策課(TEL: 0545-55-2791)にご確認ください。

市民ゼロカーボンチャレンジ補助金(省エネ設備)

太陽光発電・高効率給湯器・LED照明など脱炭素化に資する設備の導入を補助する富士市独自の制度です。

設備メニュー

補助率・上限

太陽光発電システム

1kWあたり7.3万円(上限72.9万円)

エネファーム

補助対象経費の1/2、上限55万円

エコキュート・ハイブリッド給湯機

補助対象経費の1/2、上限23万円

LED照明改修・太陽熱利用システム

要綱による(担当窓口で確認)

注意事項:国費を財源とする補助金(給湯省エネ2026事業など)との重複充当は不可です。対象設備が異なれば併用できます。令和8年度(2026年度)のメニュー・予算は2026年4〜5月頃の発表を要確認です。

空き家リフォーム支援補助金(最大105万円)

富士市空き家バンクに掲載された物件を住宅として活用するためのリフォームに補助します。

  • 補助額

    工事費の1/2、基本上限80万円。市外からの転入者には加算20万円+媒介手数料加算5万円(合計最大105万円)

  • 申請条件

    空き家バンクの売買・賃貸借契約が成立済みであること。3親等以内の親族間契約は対象外。引渡し後5年以上の居住意思が必要(市外転入者は10年以上)

  • 実施期間

    2027年3月31日まで。通年申請可能(着工前申請が必須)

多世代同居・近居支援奨励金(最大30万円)

子育て世代と高齢者世代が新たに同居・近居するための住宅取得やリフォームに補助します。

  • 「小学生以下の子と親」「65歳以上と子・孫」の新たな同居・近居(同一小学校区内または直線1km以内)が対象
  • 工事費の1/2、上限30万円を補助
  • 令和9年(2027年)3月31日まで実施
  • 10年以上の同居・近居継続意思があることが条件

介護保険住宅改修費(バリアフリー・最大18万円)

要介護・要支援認定を受けた方の自宅をバリアフリーに改修する場合、工事費の7〜9割が介護保険から支給されます。

  • 支給額

    工事費20万円までに対して7〜9割(最大18万円)を支給。原則として一生涯で20万円が上限(転居・要介護度3段階以上の悪化で再度利用可)

  • 対象工事

    手すり設置・段差解消・滑り止め床材変更・引き戸への取替え・洋式便器への取替えなど

  • 申請窓口

    富士市介護保険課。受領委任払いは市登録事業者に依頼した場合のみ利用可

その他の主な制度

制度名

補助額の目安

備考

木造住宅耐震補強事業

最大100万円(高齢者世帯等は120万円)

令和7年度で終了予定。継続要確認

ブロック塀等耐震改修促進事業

工事費の2/3程度

道路に面する高さ60cm超の塀が対象

富士地域材使用住宅取得費補助金

リフォームは最大14万円

富士ヒノキ等の地域材を10㎡以上使用

バリアフリー改修固定資産税減額

翌年度分固定資産税を1/3減額(1年間)

令和8年3月31日までの工事完了が対象

浸水住宅改良等ローン利子助成

借入利子を最大5〜10年補給

浸水対策・被災住宅の再建が対象

補助金の組み合わせと注意点

複数の制度を組み合わせることで、受け取れる補助額を大きくできます。鍵となるのは「対象工事が重ならないように申請する」ことです。

組み合わせ

併用可否

注意点

国の4事業相互(みらいエコ・窓リノベ・給湯省エネ)

◯ 可(ワンストップ申請可)

同一製品・同一工事への重複申請は不可

国の補助 × 静岡県の木の家推進事業

◯ 可

省エネ改修と木材使用部分を分けて申請

国の補助 × 富士市ゼロカーボン補助金

△ 設備が異なれば可

国費財源との重複充当は不可(公式明記)

国の補助 × 富士市空き家リフォーム支援

◯ 対象工事が異なれば可

工事費を分けて申請すること

介護保険住宅改修 × 他制度

◯ ケースによる

同一工事の重複可否は介護保険課に要確認

補助金の組み合わせルールは制度改正で変わることがあります。申請前に必ず各窓口で最新情報を確認し、「どの補助金と組み合わせられるか」をリフォーム業者と一緒に整理してから工事を決めてください。

富士市でリフォーム補助金を申請する5つのステップ

制度によって細かい手続きは違いますが、基本の流れは同じです。着工前に申請しなければほぼ全ての制度で補助対象外になります。この1点だけは絶対に外さないでください。

  1. 制度の確認・事前相談:富士市役所の担当窓口(住宅政策課・建築土地対策課など)に問い合わせ、対象工事・申請書式・必要書類を確認します。事前相談を要件にしている制度もあるため、最初に行うのが鉄則です。
  2. 業者の選定・見積取得:国の補助制度は「登録事業者」を通じた申請が必須です。富士市内の制度は登録業者条件を確認してから複数社に見積を依頼してください。
  3. 交付申請・審査:工事着工前に申請書類(見積書・施工業者情報・住民票など)を提出します。審査は通常2〜4週間。先着順で予算上限に達すると受付終了になる制度が多く、のんびり構えていると使えなくなることもあります。
  4. 交付決定後に着工:交付決定通知が届いてから工事を開始します。決定前に着工すると補助対象外になるため厳守してください。工事中は写真記録を残しておくと完了報告に役立ちます。
  5. 完了報告・補助金受領:工事完了後、領収書・施工写真・完了報告書を提出します。書類審査の後、口座振込で補助金が支払われます。

2026年度に特に注意したい変更点

2026年度は前年度から変わった点が4つあります。特に耐震補助の終了は見落としがちなので要注意です。

  • 耐震補助(TOUKAI-0)は令和7年度で終了予定:富士市の木造住宅耐震補強工事補助金は令和7年度(2025年度)で終了予定と市が公式に明記しています。令和8年度以降の継続は2026年5月時点で未公表です。耐震補強を検討中の方は富士市建築土地対策課(TEL: 0545-55-2791)への早急な確認が必要です。
  • みらいエコ住宅2026は「窓改修」が実質必須に:2026年度から、必須工事のひとつに「開口部(窓)の断熱改修」が加わりました。窓改修なしで他の工事だけでは申請が難しい構造になっています。
  • 先進的窓リノベ2026の補助上限が200万円→100万円に変更:2025年度比で上限が半減しました。一方で2025年度は予算の早期終了もあったため、2026年度も早めの申請をおすすめします。
  • 市民ゼロカーボン補助のメニューが変わる可能性あり:令和8年度(2026年度)のメニュー構成は2026年4〜5月頃に発表予定です。令和7年度は断熱窓改修が実施されなかったため、最新情報は富士市公式サイトで確認してください。

シズケンリフォームで補助金を最大活用する方法

シズケンリフォームの富士市対応ページでは、富士市エリアのリフォーム実績と対応工事を確認できます。

補助金申請で現場がよく直面するのが「どの工事をどの制度に割り振るか」という問題です。たとえば同じ給湯器交換でも、富士市のゼロカーボン補助を使うか、国の給湯省エネ2026事業を使うかによって、受け取れる補助額と手続きが変わります。省エネ2026と市の補助では国費との重複充当が禁じられているため、どちらを先に申請するかの順番も重要です。

シズケンリフォームは住宅省エネ2026キャンペーンの登録事業者として、補助金の申請書類作成から手続きまで一貫してサポートしています。「どの制度が使えるかわからない」という方も、現地確認の段階から補助対象工事を洗い出し、最大限の補助が受けられるようご提案します。

まとめ

  • 国の住宅省エネ2026キャンペーン(最大100万円)は戸建て・マンション・賃貸を問わず使える主力補助金。2026年3月末から受付中
  • 富士市の空き家リフォーム支援補助金(最大105万円)は2027年3月まで受付中。市外転入者への加算あり
  • 耐震補助(TOUKAI-0)は令和7年度で終了予定。検討中の方は急いで窓口に確認を
  • ほとんどの制度で「着工前の申請」が必須。工事を始める前に必ず手続きを完了すること
  • 複数の補助金は「対象工事が重ならなければ」組み合わせ可能。組み合わせの可否は事前に窓口で確認する

補助金は予算が切れると年度途中でも受付終了します。申請前には必ず各制度の公式サイトと担当窓口で最新情報を確認し、着工前にリフォーム業者と手続きを進めてください。本記事の情報は2026年5月時点のものです。

富士市のリフォーム補助金は工事着工後でも申請できますか?

いいえ、富士市・静岡県・国の補助制度のほぼすべてで着工前の申請が必須です。工事を始めた後に申請しても対象外になります。まず担当窓口に相談し、交付決定通知を受け取ってから着工してください。

複数の補助金を組み合わせることはできますか?

同一の工事・設備に複数の補助金を重複させることはできませんが、対象工事が異なれば組み合わせ可能です。たとえば「窓改修は先進的窓リノベ2026事業」「給湯器交換は給湯省エネ2026事業」のように分けて申請することで、複数制度を同時に活用できます。

2026年度に富士市の耐震補助金は使えますか?

富士市の木造住宅耐震補強工事補助金(プロジェクトTOUKAI-0)は令和7年度(2025年度)で終了予定です。令和8年度(2026年度)以降の継続は2026年5月時点で公表されていません。検討中の方は富士市建築土地対策課(TEL: 0545-55-2791)に早急に確認してください。

賃貸アパートのオーナーが使える補助金はありますか?

「賃貸集合給湯省エネ2026事業」が賃貸集合住宅オーナー向けの制度で、高効率給湯器への交換に1台最大10万円が補助されます。一般の戸建て・分譲マンション向け制度とは別の枠組みです。登録事業者経由での申請が必要です。

富士市の空き家リフォーム補助金の対象になるかはどう確認しますか?

富士市空き家リフォーム支援補助金は「富士市空き家バンク」掲載物件が対象です。空き家バンクへの物件登録が前提となります。詳細は富士市住宅政策課(TEL: 0545-55-2814)にご相談ください。3親等以内の親族間契約は対象外です。