【2026年度】藤枝市のリフォーム補助金・助成金完全ガイド|国・県・市の全制度まとめ

2026年度(令和8年度)に藤枝市でリフォームを計画している方は、国・静岡県・藤枝市の3階層の補助金を組み合わせることで工事費用をかなり抑えられます。

藤枝市は耐震補強に補助率100%・上限115万円、省エネ改修に最大138.5万円を独自補助しており、静岡県内でも特に手厚い自治体の一つです。本記事は2026年5月時点の藤枝市公式サイト・各省庁の公式情報をもとに、申請のコツや組み合わせ方法まで解説します。

目次
  1. 2026年度の主要制度を早見表で確認
  2. 国の補助金(住宅省エネ2026キャンペーン)
  3. 静岡県の補助金・助成金
  4. 藤枝市独自の補助金・助成金
  5. 補助金を組み合わせて最大化する方法
  6. 申請で失敗しないための注意点
  7. 藤枝市役所の主な問合せ先
  8. よくある質問

2026年度の主要制度を早見表で確認

まず制度の全体像を把握してから、気になる制度の詳細を読み進めてください。

実施主体

制度名

主な対象工事

上限額(戸あたり)

受付状況

先進的窓リノベ2026事業

窓・ドアの断熱改修

100万円

受付中

みらいエコ住宅2026事業

開口部・躯体等の省エネ改修

100万円

受付中

給湯省エネ2026事業

高効率給湯器の設置

17万円/台

受付中

介護保険 居宅介護住宅改修費

手すり・段差解消等

工事費20万円の7〜9割

通年受付

静岡県

しずおか木の家推進事業

県産材使用の内装リフォーム

14万円(+4万円加算)

令和8年度は要確認

藤枝市

木造住宅補強計画補強工事事業

旧耐震木造の耐震補強

115万円(補助率100%)

準備中(HP告知待ち)

藤枝市

住宅省エネ改修推進事業

断熱・省エネ改修

138.5万円

令和8年度は要確認

藤枝市

屋根の耐風診断・耐風改修事業

瓦屋根の耐風改修

55.2万円

令和8年度継続見込み

藤枝市

空き家活用・流通促進事業

空き家バンク物件の取得・改修

取得100万円+改修50万円

受付中(4/1〜)

藤枝市には外壁塗装・屋根塗装の単独補助金はありません(藤枝市建築住宅課公式情報)。塗装工事で補助を受けるには、断熱改修・耐震改修・耐風改修などと組み合わせる必要があります。

国の補助金(住宅省エネ2026キャンペーン)

2026年度も国土交通省・経済産業省・環境省の3省が連携し、4つのリフォーム補助事業をワンストップで申請できる「住宅省エネ2026キャンペーン」を展開しています。すべて登録リフォーム事業者が施主に代わって申請する仕組みです。対象工事は2025年11月28日以降の着手分から適用されます。

先進的窓リノベ2026事業(最大100万円)

既存住宅の窓・ドアを高断熱仕様にリフォームすると、1戸あたり最大100万円が補助されます。内窓設置・外窓交換(カバー工法)・ガラス交換・ドア交換が対象です。

実施主体

環境省

補助上限額

1戸あたり最大100万円(製品サイズ・性能別の単価制)

対象者

既存住宅の所有者・居住者・管理組合(個人・法人)

2026年度の変更点

内窓はUw1.5以下(S・SSグレード)が必須。旧Aグレードは対象外

申請期間

2026年3月31日〜遅くとも2026年12月31日(予算到達で前倒し終了あり)

公式サイト

先進的窓リノベ2026事業事務局

給湯省エネ2026事業(最大17万円/台)

エコキュートやエネファームへの交換時に、1台あたり最大17万円が補助されます。電気温水器・電気蓄熱暖房機の撤去には最大4万円の加算もあります。

実施主体

経済産業省 資源エネルギー庁

補助額

エコキュート:7〜10万円/台、エネファーム:最大17万円/台

撤去加算

電気温水器・電気蓄熱暖房機の撤去で最大4万円/台

申請期間

2026年3月下旬〜遅くとも2026年12月31日(予算570億円)

公式サイト

給湯省エネ2026事業事務局

みらいエコ住宅2026事業(最大100万円)

旧「子育てグリーン住宅支援事業」の後継として2026年度に創設された新事業です。リフォームは世帯要件なく全世帯が対象で、省エネ改修から子育て対応・バリアフリー工事まで幅広く補助されます。

実施主体

国土交通省・環境省

補助上限額

1戸あたり最大100万円(リフォーム予算300億円)

対象者

既存住宅の所有者等(世帯要件なし)

条件

居間・寝室等の「トリガールーム」で要件化工事(断熱改修等)が必要

申請期間

2026年3月下旬〜遅くとも2026年12月31日

公式サイト

みらいエコ住宅2026事業事務局

介護保険による居宅介護住宅改修費(通年)

要支援・要介護認定を受けた方がバリアフリー改修をする場合、工事費20万円までの7〜9割を介護保険が負担します。藤枝市では令和7年2月から「受領委任払い」も選択可能になり、自己負担分(1〜3割)のみの支払いで済みます。

  • 手すり設置・段差解消・床材変更・扉の取替・便器取替が対象工事
  • 工事前に「住宅改修が必要な理由書」(ケアマネ作成)の提出が必須
  • 着工前の事前申請が必要。着工後の申請は対象外になります
  • 窓口:藤枝市役所西館1階 介護福祉課 保険係(054-643-3144)

静岡県の補助金・助成金

静岡県独自の住宅リフォーム補助は限定的ですが、特定工事では高い支援が受けられます。

住んでよし しずおか木の家推進事業(最大18万円)

静岡県産木材「しずおか優良木材」を使った床・壁等の内装リフォームに、3,500円/㎡(上限14万円)が補助されます。森林認証材を使うと1,000円/㎡(上限4万円)が加算され、最大18万円になります。

対象工事

しずおか優良木材等を10㎡以上使用する床・壁仕上げのリフォーム

申請期間

例年4月1日〜翌年2月22日(先着順・約1,000棟)

条件

「しずおか木の家推進事業者」による施工が必須

問合せ

静岡県森林組合連合会(054-253-0195)

こどもみらいテレワーク対応リフォーム補助制度

子育て世帯(18歳未満の子がいる)または若者夫婦世帯(どちらかが39歳以下)が対象です。テレワーク環境の整備や家事負担軽減リフォームを支援します。机の作り付け・個室確保などが必須工事です。

令和7年度版は実施済みですが、令和8年度(2026年度)の継続は未確認です。県住まいづくり課(054-221-3084)に最新情報をお問い合わせください。

藤枝市独自の補助金・助成金

藤枝市のリフォーム補助は「建築住宅課」「住まい戦略課」「環境政策課」「介護福祉課」の4部署に分かれています。ほぼ全制度で契約・着工前の事前申請が必須です。

木造住宅耐震補強(最大115万円・補助率100%)

1981年5月以前に建てられた木造住宅の耐震補強計画策定費と工事費を一体で補助します。補助率100%・上限115万円は静岡県内でもトップクラスの手厚さです。

対象者

昭和56年5月31日以前建築の木造住宅に居住する所有者(借家可・所有者同意要)

対象工事

耐震診断で評点1.0未満の住宅を1.0以上に改善する補強計画策定費+工事費

補助額

補助率100%・上限115万円

受付状況

令和8年度は現在準備中(市HPで告知予定)

問合せ

藤枝市 建築住宅課(054-643-3481 / 東館2階)

  • 所得税特別控除(最大25万円)と固定資産税1年半額(120㎡限度)の優遇も同時に受けられます
  • 専門家による無料の耐震診断・耐震相談も利用できます

住宅省エネ改修推進事業(最大138.5万円)

省エネ基準を満たさない既存住宅を断熱改修する際に、工事費の23%を藤枝市が独自補助します。全体改修か部分改修かで補助上限額が変わります。

対象者

省エネ基準を満たさない既存住宅の所有者(耐震性確保が前提条件)

補助上限

省エネ基準改修:76.6万円/ZEH水準:102.5万円/構造補強工事併用:138.5万円

注意点

国の補助金(みらいエコ住宅・先進的窓リノベ等)との重複補助は不可

受付状況

令和7年度実施。令和8年度は建築住宅課(054-643-3481)に要確認

屋根の耐風診断・耐風改修(最大55.2万円)

2021年末以前に建てられた瓦屋根住宅を対象に、耐風改修費の23%(最大55.2万円)を補助します。単なる葺き替えではなく、現行基準への適合改修が条件です。

対象

令和3年12月31日以前建築の、現行基準に適合しない瓦屋根を有する住宅

補助額

補助率23%・上限55.2万円(改修屋根面積×24,000円/㎡の基準額で計算)

申請期間

着手前申請・申請年度の2月末までに完了必須

問合せ

藤枝市 建築住宅課(054-643-3481)

空き家活用・流通促進事業(令和8年度受付中)

藤枝市まちなか空き家バンク登録物件を購入してリフォームする場合に、取得・改修・移転の補助が重ねて受けられます。令和8年度は4月1日から受付が始まっており、今すぐ申請できる制度です。

取得補助(補助率1/2)

市外転入子育て世帯:100万円、市外転入若者夫婦:80万円、市外転入一般:30万円ほか

改修補助(補助率1/2)

子育て世帯:50万円、その他:30万円

三世代同居加算

取得事業に最大30万円加算

注意点

売買契約締結前に申請必須。旧耐震物件は耐震補強工事が条件

問合せ

藤枝市 住まい戦略課(054-631-5750 / 東館2階)

家庭用蓄電池設置費補助金(最大10万円)

省エネ住宅整備と併せて家庭用蓄電池を設置する場合、蓄電容量1kWhあたり2万円・上限10万円が補助されます。問合せは環境政策課(054-643-3183 / 南館3階)です。

補助金を組み合わせて最大化する方法

補助金は「どれか1つ使えれば十分」と思いがちですが、藤枝市の場合は組み合わせ次第で負担額が大きく変わります。国・市・介護保険の役割分担を整理すると、以下の3パターンが実用的です。

  • 国の3事業を工事内容で切り分ける

    窓は「先進的窓リノベ2026」(最大100万円)、給湯器は「給湯省エネ2026」(最大17万円)、壁・床断熱は「みらいエコ住宅2026」(最大100万円)と切り分けます。3事業は工事内容が重複しなければ同時申請可能で、理論上最大217万円の補助が受けられます。

  • 国の補助か藤枝市の省エネ改修補助かを選ぶ

    藤枝市の「住宅省エネ改修推進事業」は国の補助金との重複が不可です。工事規模・使用する補助金の金額を比較して、国か市のどちらが有利かを業者とよく相談しましょう。ZEH水準まで改修する大規模工事では、市単独(最大138.5万円)が有利になるケースがあります。

  • 旧耐震住宅は耐震補強と省エネ改修を一体で計画する

    藤枝市の省エネ改修補助は「耐震性確保」が前提条件です。耐震補強(最大115万円・補助率100%)と省エネ改修(最大138.5万円)を同時に計画すると、補助の取りこぼしがなくなります。所得税特別控除(最大25万円)まで加わると、工事費の実質負担は想定よりかなり抑えられます。

申請で失敗しないための注意点

補助金でよくある失敗は「工事前に申請しなかった」ことです。相談に来る方の中でも、契約後に「あの制度が使えたのに」と気づくケースが少なくありません。藤枝市のほぼ全制度で着工前の事前申請が必須なので、業者を選ぶ前の段階から確認しておくことをお勧めします。

  1. 補助金の対象工事・条件を確認する(各担当課または業者に相談)
  2. 補助金申請に対応した登録事業者(リフォーム業者)を選ぶ
  3. 着工前に交付申請を提出する(審査・内定通知を受けてから契約)
  4. 工事を実施する(着工〜完了)
  5. 実績報告書を提出する(申請年度の2月末が期限)
  6. 補助金が交付される
  • 市の補助金は先着順・予算到達で打切りです。4月〜5月のうちに相談しておくと、補助金を確保しやすくなります
  • 国の住宅省エネ2026キャンペーンは登録事業者が代行申請します。業者選定時に「住宅省エネ2026支援事業者」登録済みか確認しましょう
  • 「補助金が必ず下りる」と過剰説明する業者には注意。必ず藤枝市役所の担当課に直接確認してから判断してください

藤枝市役所の主な問合せ先

制度カテゴリ

担当課

電話

場所

耐震・省エネ・屋根耐風

建築住宅課

054-643-3481

東館2階

空き家活用・移住定住

住まい戦略課

054-631-5750

東館2階

蓄電池・省エネ設備

環境政策課

054-643-3183

南館3階

介護保険住宅改修

介護福祉課 保険係

054-643-3144

西館1階

どの補助金を組み合わせるか迷ったら、静建リフォームの藤枝市対応ページからご相談ください。申請手続きの段取りを一緒に確認します。

よくある質問

藤枝市で外壁塗装に使える補助金はありますか?

藤枝市には外壁塗装・屋根塗装を単独で対象とする補助金はありません(藤枝市建築住宅課公式情報)。断熱改修・耐震改修・耐風改修と同時に施工する場合に限り、それらの補助金の対象工事に含められる可能性があります。詳細は建築住宅課(054-643-3481)にご相談ください。

補助金申請はリフォーム会社がやってくれますか?

国の「住宅省エネ2026キャンペーン」(先進的窓リノベ・給湯省エネ・みらいエコ住宅)は、登録リフォーム事業者が代行申請する仕組みです。藤枝市の補助金は施主本人が市役所に申請するケースが多いですが、補助金申請に慣れた業者に依頼するとサポートを受けられます。

国の補助金と藤枝市の補助金は同時に使えますか?

工事内容によります。藤枝市の「住宅省エネ改修推進事業」は国の補助金との重複が不可です。一方、国の省エネ補助と藤枝市の耐震補強補助は対象工事が異なるため、同時利用できるケースがあります。必ず事前に各担当課に確認してください。

旧耐震(1981年以前)の家でも省エネ改修補助を受けられますか?

藤枝市の住宅省エネ改修推進事業では、「改修後に耐震性が確保されていること」が条件です。旧耐震住宅の場合は省エネ改修と同時に耐震補強工事を行うか、先に耐震補強を完了させる必要があります。耐震補強には別途「木造住宅耐震補強補助(最大115万円)」が使えます。

補助金の申請は工事後でもできますか?

できません。藤枝市のほぼ全制度で、着工前(契約前)の事前申請が必須です。工事を始めてしまうと補助対象外になります。見積もりを取るタイミングで、補助金の申請窓口も一緒に確認しておきましょう。